協会情報

About

更年期を心地よく

私たちは
「男女の更年期」に関する正しい知識と
ユーザーの皆さまそれぞれに合う心地よい過ごし方の普及を通じて、
更年期とともに過ごすマチュア世代の
ポジティブで健やかな生活
ウェルビーイング=『幸年期マチュアライフ』に
寄与することを目的に活動いたします。

ビジョン

更年期を人生の次へのステップとしてとらえ、次のアクションに向けた、心地よい更年期生活=幸年期マチュアライフを送る人が増えることを目指し、活動します。ユーザー、メンバーの皆様が自分らしい「幸年期マチュアライフ」を過ごすために、サポーターと共に、皆様にとって価値ある提案に変換できる情報を提供し、共有しあい、私たちと一緒に皆様をサポートする人や企業・団体が増えていく社会を目指します。

ミッション

私たち協会は、 個々にあった情報、互いの経験、専門的な英知の共有を通じ、 「幸年期の生き方=マチュアライフ」を応援し、この活動を拡げます。 更年期の不を、現状を、無理のない範囲で心地よく受け入れ、どんどん笑い、互いにサポートをしていくこと、そしてそれを後押しすることで、 皆様の次のアクションに向けた、心地よい更年期=「幸年期」に向け、そのマチュアライフを一緒に後押ししようという仲間たちを増やすことがミッションと考えます。

マチュア世代

『マチュア世代』とは、若手でもシニアでもなく、人生も心身も熟しはじめた人から、しっかり熟している人まで「男女の差別なく成熟した世代」のことを言います。人生も心身も成熟した『マチュア世代』。しかしながらホルモンバランスの節目、ライフステージの節目でもあり、心身や悩みや家族・仕事の悩みもありながらも、前向きに考え、行動し、次の幸せに向けて自分らしく心地よく過ごすことのできる世代が『マチュア』なのです。

幸年期マチュアライフの考え方

“更年期は「抗年期」「控年期」ではなく、心地よく付き合えば「幸年期」”
“更年期は、治療/完治だけではなく、心地よく前向きに進むだけで「幸年期」“
“更年期は、みんなが同じではなく、個々にことなるからいろんな経験を聞いてみると「幸年期」“
“更年期の時期だって、自身にとって良いと思えることを増やせば「幸年期」“
“更年期は次のステップに行く準備期間だから、動きだす準備をすれば「幸年期」“
これからの更年期は「幸年期」、幸年期マチュアライフは健幸「ウェルビーイング」へ

代表理事今井麻恵

ご存知ですか?「ばね指」。
汗に、のぼせに、冷えに、だるさ、眠気、凝り、無気力、いらだち・・・
さらには、関節がゴワつき、爪がクニャっと柔らかくなったり、髪がバサバサになったり・・・
マチュア世代に、こんなことが日々起きていること、ご存じないですよね。

私は、まさにこの症状と生活しています。更年期ど真ん中ですが、今の私は症状があっても辛くはなく、
「いい感じ」の更年期、いや笑顔のある「幸年期」生活を送っています。
なぜなら、正直に言うと更年期キャリア丸12年(2021年10月現在)だからです。長いですね~。

実は、39歳で乳がんが発覚し、全摘出(同時再建)後、5年間にわたるホルモン剤治療を行いました。
幸いにも投薬は1日1錠だけで済みましたが、これが「疑似更年期」の始まりでした。
女性ホルモンを抑制することが再発の抑制につながるため、39才にもかかわらず「閉経」の状態となり、
言葉に出しつくせない様々な不安と悩みは、その後には誰もが経験するものだとは分かっていながらも、
ネガティブ・マインドになりがちでした。ネガティブ・マインドの理由は再発への不安はもちろんですが、一番の不安は更年期状態での仕事との両立、そして友達がまだ更年期ではないので、
情報が少ない、ということでした。

乳がん治療の一環で、疑似更年期を緩和するための漢方治療もやがてスタートし、
専門医への相談、女性の先輩専門家への相談、先輩お姉さま方に経験やアドバイスを聞いたりするうちに、
情報が多い人ほど、自分なりの対応ができ、ポジティブな更年期生活を送っていることを実感しました。

そして、更年期は完治させるものなのか?完治しなくてもいいのでは?という問いも生まれてきたのです。
数年経ったころには、検索すればサプリも出てきたり、記事が増え、書籍が増え、
医療機関にも女性専門の科が設立されるなど、更年期を取り巻く環境が変化をし始めたのです。
これを機に2013年には、「更年期」について広く知ってもらい、完治ではなく更年期を心地よく
過ごしながら「幸年期」にするためのサポートをライフワークとすることに決めました。
そして5年間にわたる「擬似更年期」、そのあとの「プレ更年期」を経て、
今、「本物の更年期」を過ごしています。

この経験のおかげで、更年期を受け入れながら抗わずともに過ごすことが、とてもラクに、
ポジティブに生活することにつながっています。もちろん、辛い日、辛いタイミングがあるのは
当たり前としてこれもちゃんと受け入れて過ごしています。
また現在、友人たちも続々と、更年期に足を踏み入れはじめましたが、みんな症状が違う、
だから迷うんだ、ということに気が付きました。
更年期は個人個人の事柄だから、自分と同じような症状や自分の生活に合うモノやコトを見つけ、
抗わず心地よく過ごす方がいいのだと思います。

また、「人に聞いたり」、「自分で調べたり」、「相談したり」、と情報が多い人ほど、
自分なりの対応ができ、ポジティブな更年期生活=幸年期マチュアライフを
送っているということにも気が付いたのです。
私たちマチュア世代は、まだまだ更年期と共に生活しなくてはなりません、
だから「幸年期」として笑って過ごせたら良いと思っています。
更年期は女性だけではなく男性も、そして私のような疑似更年期も、
またプレ更年期もアフター更年期も、すべてはホルモンの節目なのです。
この男女マチュア世代のホルモンの節目を、次のステップへ向けての人生の節目と捉え、
情報と触れ、頑張らず、抗わず、「自分らしく」少しだけ前向きになる人やコトやモノやトキと出会って、
ポジティブな更年期生活=幸年期マチュアライフを送る人が増えてほしいというのが、
実感から生まれた本音であり、この協会設立に至った想いです。
また、幸年期マチュアライフを送ることで、次のアクションができ、
身心ともに満たされた、ウェルビーイングにつながると思っています。
そして、マチュア世代の皆さん、マチュア世代をサポートする皆さんには、
幸年期マチュアライフへ向けて、ぜひ私たち協会を利用し、
またお互いをサポートしあっていただきたいと考えます。

所在地

Address: 東京都港区南青山6-12-4 ルクレ南青山ハウス703
Tel: 03ー4309-6140