インタビューInterview

チャレンジ、アクションがつなぐ幸せの追求(中編)

『更年期』は、漢字の意味によって「幸年期」や「抗年期」「控年期」「降年期」など言い換えることができます。更年期の自覚と共に、我慢ではなく、アクションをしていく前向きな気持ちをもつことで、「幸福度」も上がっていくことが、私たちの協会で、毎年末に実施している男女計2000人規模の調査で分かっています。更年期の自覚をもって予防改善緩和行動をしている人は、症状がつらいからアクションしているのではなく、節目をどうポジティブに乗り越えるかに向き合っているのだとも捉えられます。更には、男女ともに自身の更年期への関心、また互いの更年期について関心ももっていました。

そこで、今回のインタビューは、株式会社イメージ・ブランディング代表の宮本雅恵さんにお話を伺いました。インタビューは前編、中編、後編の3回に分けてご紹介します。

-前編でもご紹介しました、骨格診断アナリストでもいらっしゃいますが、更年期でちょっと体形が変わってきたりする方も結構いらっしゃいますが・・・。

-宮本さん

そうですね。でも「骨格」と「体型」は少し違います。「骨格」とは、生まれ持ったものなので、太い筋肉がつきやすいのか、細い筋肉がつきやすいのか、どこに脂肪がつきやすいか、関節の太さはどうなのかなど、骨格のタイプの特徴で体型が異なってきます。

もちろん若い時と年齢を重ねた時の体型は違うのですが、基本的に骨格は変わりません。

骨格タイプを知ることはとても大切ですが、ただ、年を重ねた部分、体重の増減で体型が変わったら、洋服の着方、素材の選び方、小物の活用の仕方で、どこをどのようにリカバーしていくかというセオリーが骨格診断にあるのです。

今まで使っていたメイクの色が似合っていると思ってつけていたのに、なぜか、ふとした瞬間に急に似合わなく見えるとか、今まで大好きだったお洋服もずっと同じように着て、自分の得意のスタイリングだったのに、「あれ?なんか変」と思う時ってありますよね。

それはエイジングが原因であることが多く、定期的にその「エイジングメンテナンス」をするというのがとても重要なのです。そのベースとなるのが「骨格診断」と「カラー診断」「メイクの顔型診断」で、その人それぞれの今に合ったアドバイスができるのです。

これらを基にして、ありのままに年をとるのではなく、より若く年を重ねるというか、よりイキイキとしたマチュア世代に見えるようなお手伝いができるといいなと思い、この仕事を続けています。

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